私はLaiと申します。マレーシア人で、今Kuala Lumpurの近くにあるSubang Jaya という市に住んでいます。初めて日本語という言葉に触れたのは、1988年10月のことでした。当時私たちはタイ国におり、主人がタイ国アジア工科大学で修士の学位を取るために留学中でした。学院には日本人の教授の奥様が3人いらっしゃり、私に熱心に、しかも無料で日本語を教えてくださいました。私が日本語にとても興味を感じたきっかけは、この3人の日本語の先生がたがとても親切だったためかもしれません。大学を卒業して以来、私はこんなにも一生懸命勉強したことがありませんでした。翌年の4月末、主人の学業が終わり、私たちはマレーシアに戻りました。タイで私に指導してくださった先生がたの苦労や、せっかく自分が学んだことを無駄にしないように、7月にクアラルンプールに日本人が設立したばかりの日本語学校に通い始めました。この学校は「多久真」という名前で、日本語の意味ははっきり分かりませんが。中国語では「どのくらい本当ですか」という意味です。クラスには私を含めて3人の学生しかおらず、私たち3人はいつもこの学校の名前を言いながら、その意味をからかい合っていました。学校は今でもあるかどうか分からないですが、私は3ヶ月後にはもうその学校を退学してしまいました。というのも、主人の土木技師という仕事の関係上、あちこちに転勤しなければならなかったからです。工事があればそこへ行き、そこが私たちの新しい家になるという生活です。それで、仕方なく独学で日本語を学ぶことにしました。一生懸命勉強して、ようやく1990年に日本語能力試験2級に合格しました。それから、3人の子供が到着して、忙しくなったので、とうとう中断しました。今年3月に、日本に旅行に行って、再び日本語への関心がわいてきたので、また日本語を勉強し始めます。これから、どうぞよろしくお願いします。
とてもしっかりした日本語ですね。日本語能力試験1級も合格できますよ!