愛の一粒の真実に対する問い。
恋愛はどれだけの途轍もない現象であっても、 我らは求め、飛び立つ。 どれだけの小さな細波の欠片になっても、 どれだけの苦痛だとしても、人は喜ぶ。 人は変化する。 嫌な思いを忘れる。 そしてなにより、自分を失う。 どうして? 寂しいからだ。その寂しさを 忘れる方法はそれしかない…と 自分を胡麻化す。 自分を失う程に恋愛する価値は 果たして、あるのか? それとも、貴方の核となる個性は 端から無だったんじゃないかな?