旅行の価値 スピーチ
旅行の価値
みなさん、こんにちは、私のスピーチのタイトルは旅行の価値です。
近頃、「世界は広いから、見に行きたい」という言葉がネットの中で、話題として流行していました、それは一人の心理学の教師の辞表からでした、彼女は旅行のために仕事を辞めたのです、このニュースへのコメントを見ると面白い考え方が見つかりました。学校のような広くはない範囲で生活を繰り返すのは送ったらもったいないことです、いろいろな面白いことが全て自分とは関係がないなんて悲しいことです、けれど、この狭い範囲から離れるためには失うものがたくさんあります、しかも、家庭、仕事、社会人としての責任をすべて放棄しないといけません、 実際にできる人間が何人いるかはともかくとして、はたしてその価値があるかどうかを議論してみましょう、
その女性教師にとって、旅行はただの遊びではありません、自分探しの旅です、教え子たちは彼女との思い出を振り返ってそう言いました、その先生に対して特別な感情を持っていませんでした。 でも、彼女の授業はいつも活気に溢れて面白かったのです。 彼女は授業以外の時間のほとんどをカウンセリングルームにこもっていてずっと一人ぼっちだったらしかったです、生徒たちと接することもありません。高校三年生のみんなは受験勉強が忙しくてカウンセリングルームに行く人はいなかったそうです、教師の仕事はおそらく彼女にふさわしくないだろうとずっと思っていました。
先生がその選択をするのは予想できないことでもありませんでした。
十年以上同じところで殆どの時間をひとりで過ごすことは自由と人間臭いものに憧れる人間にとって、はこれ以上恐ろしいものではありません、そこに精神が葬りさられるかもしれません、旅行は彼女にとって自分を救う道です、世界を広げる旅行には今の全てを乗り越える値打ちがあります、世間の常識に縛られたら惨めな話です。
一方、あまり旅行が好きではない、穏やかな生活を求めている人たちにとって、旅行の価値は旅費と写真だけかもしれません、私はそのような人です、旅行するより自宅で本を読んでいるほうが楽だと思い込んでいます、今はオタク文化がますます広がっています、部屋にこもって別世界に浸かる人にとっては、外の世界を奇妙だと思わざるをえないかもしれません、そこでは旅行の価値はゼロに近いです。
旅行の価値は、結局人によってさまざまだと思います。
私のスピーチはここまで終わります、お話させていただいてありがとうございました。
いい成績がもらえるといいですね。