人工言語
最近、僕は人工言語に興味がある。子供の頃に、J・R・R・トールキンの作品を読んで初めて知った。ロード・オブ・ザ・リングの世界にはエルフ語とかドワーフ語とか色んな言語が現れる。これらの言語は妄想の産物ではなくて、まっとうな言語だ。本の中では少しだけ紹介されているが、独特な語彙も文法も表記体系も持っている。
トールキンの言語は本当にすごいと思うけど、エルフ語を使う機会は非常に少ない。エスペラントは国際補助語という、より実際的な人工言語だ。すごく習得しやすくて、共通言語がない場合にはいい言語だ。発音と文法と語彙はいくつかの言語に基づいている。英語や日本語などの自然言語は時代とともに変化して、複雑になる。だからエスペラントは比較的に習得しやすい。エスペラントはどの国の国語でもないけど、2百万人の話者と、2000人の母語話者がいると推定される。
実験のために作った人工言語もある。トキポナはそういう言語で、特徴は何かというと、ミニマリズムだ。約125単語の語彙からなる。語彙が少ないため、単語の意味や品詞は、文脈やそれを文中に置く位置によって決定される。例えば、ポナという言葉は「いい」、「単純な」、「修理する」という複数の意味を含む。トキポナはこんなに簡単なのに自分の考えを表すのは結構難しくて(?contradict?)面白いと思う。ほんの数時間だけである程度の会話能力が身に付くので、ちょっと試してみようかなと思っている。