普段日本語の小説すら読まないのに、英語で小説を読もうとしてもそれは無理というものです。日本語で友達と話さないようなことを、英語で話すことになるはずがありません。当面の目標としては、普段日本語で話していることを英語で話せるようになればいいんです。それ以上は必要ないと思ってください。 野球やバスケットが好きなのであれば、英語雑誌など数え切れないほどあるでしょうし、科学技術などに興味があるのであれば、図解の雑誌等があるはずです。ただいきなりは難しいですから、最初は面白そうなページだけ。しばらくは半分も読めないでしょう。それでも辞書を引きながら読んでいるうちに、その分野の単語は繰り返し出てきますから、少しづつ早く読めるようになってきます。それを1年、2年辛抱して続けてみてください。 そして、そういう自分の趣味や興味を人に英語で説明することを目標に、それに必要な文法や言い回しを書きながら勉強しましょう。辞書を使わないで書ける内容は、必ず話せます。話せるのに書けないということを経験できるのはネイティブだけです。それで基礎ができたら、後は語彙さえ増やしていけばどんなことにも応用が利くようになります。単語を覚えるのに正しい順番などありません。必要になったときに覚えればいいんです。 そして、英語の勉強よりも、日本のことをきちんと勉強しましょう。歴史や文化など。 外国人の興味は、あなたがいかにきれいな英語を話すかではなく、何を話しているかにあります。あなたがどういう人なのか。そして日本とは一体どんな国で、日本人の考え方や行動の元になるものがどういうものかなのです。そして相手のこともきちんと聞いて、分からないことはたくさん質問してあげることです。

１）まずは自分の使える単語を増やしましょう。辞書を見るとき、例文を読んで、文型を理解して、そして声にだします。メモって、それからその言葉を自分なりに口頭で文を作るか、書くか、或いは両方をやること。 ２）本をいっぱい読みましょう｡子供用の絵本から始めてもいいです。とにかく、いっぱい読むことにより、自然と単語の復習になります。 ３）いっぱいしゃべりましょう！友達なり、先生なり、外国人の観光客なり、とにかく駄目元でも積極的にしゃべりまくろう！英会話は勉強じゃなくて、慣れです。