「絵が上手です」も「サッカーが上手です」も、【文法的には】問題ありません。正しいです。
おそらく、その人が言いたかったのは、「絵が上手です」とか「サッカーが上手です」とか言われても、ほめられた気になれない、ということであろうと。
「上手だ」というのを、無理矢理に、英語にすると、technician でしょうか。
「上手だ」だと ,good (football ) player, good painter より下なんですよね。
footballで言うと、techinique はあっても、physiqueやspirit が足りないので、結局は結果が出せない、「ただ上手なだけの人」みたいな。
では、goodを表すにはどうなるか、「サッカーが上手い(うまい)」「絵画が上手い」になると思います。
greatになると、「あいつのサッカーはすごい」。「あの人の絵はすごい」になると思います。
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もう一つ、ありうるのは、
その人が「日本語を英文法で理解したがる人」である場合です。
「絵が上手? それじゃ、A paint is skillfullだ。おかしいじゃないか。you are good at painting.だから『絵を描くのが上手だ』と言うべきだ」
みたいに。
「絵が上手だ」は正しい日本語です。これはA paint is skillfullではありません。
日本語を英語風に読んではいけません。「が」は主語を表す助詞ではありません(この話は複雑なので、ここまで)。
ちなみに、『絵を描くのが上手だ』と言い換えても、「英訳したときのヘンさ」は変わりません。「絵が上手だ」も「絵を描くのが上手だ」も「AがBだ」という日本語の構造は変わっていないからです。
A paint is skillfullが、Drawing a paint is skillfull に変わるだけのことです。