shou
「悔しいけれど悔いはない」と「悔いはあるけど悔しくはない」の意味 Yahoo知恵蔵にある説明です。 「悔しいけれど悔いはない」 勝負に負けたとか、いい結果が出なかったとか、結果に対して悔しさはあるが、そのプロセスではやるべきことをやりきったから、後で振り返ってあの時ああしていたらよかったのに等、悔やむ気持ちはない。 「悔いはあるけど悔しくはない」 あの時ああすべきだった、こうしていればよかった等々、後で振り返るとまだまだやることがあった、工夫の余地はあったと思える。だから悔いはある。でも、結果に対して悔しいという気持ちは起きない。(中略) 「悔しい」は結果に対して感じること、「悔い」は自分の取り組み方に対して感じることです。 最後のセンテンスの說明に、あなたも同意しますか。よい説明、お願いします。
2018年9月26日 12:20
回答 · 3
2
(全体的な説明内容に対して)同意しません。 (最初読んだときは、「おお、そうかもな~」みたいな「あいまいな共感」は感じました。でも何だかドヤ顔の説明で怪しいし、よく読むと、実は言ってることがなんかヘンだし、「論理的な同意」はできないな~、と思いました) https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1029899270?__ysp=5oKU44GX44GE44GR44KM44Gp5oKU44GE44Gv44Gq44GE 理由は、この説明では「悔い」「悔やむ」「悔しい」の各単語について定義がなされていないからです。定義がないので、その後の説明はすべて情緒的になります。そうした説明に対しては、共感はできても、同意はできないかな~、みたいな。 *** 結論 (私の見解) 1).「悔しいけれど悔いはない」 2).「悔いはあるけど悔しくはない」 この2つを同列に扱ってはいけない。 前者は良いあり方(Good attitude). 後者は良くないあり方(Bad attitude)です。 +++1:「悔しいけれど悔いはない」 今の結果はNGで「悔しい」。でも過去の過程は自分的にOK。「悔いはない」 だから今の総合的な気分としては、どちらかといえば、OK、 +++2:「悔いはあるけど悔しくはない」 過去の過程はNGだった。悔いがある。(そして結果もNGだった)。 でも気分はOK。悔しくないでーす。 1)は、意味が分かります。良い態度だと思います。 2)は、意味は分かる。でも、何、それ、「過程NG。結果NGなのに気分はOK」って、それ、どうなの? ダメな状態を、「悔いはあるけど悔しくはない」とか立派そうな言葉で、ごまかしてるんじゃないの? と思います。 *** では、定義を述べます。 +++ 動詞「悔いる(くいる)」(古形は「悔ゆ」) 意味: 「自分がしたことに対し、 あれは失敗だったと思い、 あんなことはしなければよかったと、 後から思うこと」 +++ 「悔い」 「悔いる」の連用形。 連用形は名詞になる。 つまり、「悔い」とは「悔いること」「悔いるべきこと。反省点」の意味 +++ 「悔しい」 動詞「悔ゆ」から派生した形容詞。 たのむ → たのもしい さわぐ → さわがしい いそぐ → いそがしい なつく → なつかしい くゆ  → くやしい ※ 悔しいは、けっこう激しい感情です。 「Goddamn」とか「f***」とかを、心の中で言いたくなるような気分です。 +++ 動詞:悔やむ 形容詞「悔しい」から作った動詞(だと予測します) 「悔しく」思うこと ---------------- +++ 「悔いる(悔ゆ)」と、「悔しい」の違い。 前者(動詞)は、やめられます。 自分の意志で起こした動作だから。 後者(形容詞)は、やめられません。 自然発生した感情だから。 OK: 悔やむのはもうやめよう。 OK: 後悔するのはもうやめよう。 NG: 悔しいのはもうやめよう OK: クヨクヨするのはもうやめよう ※ 「悔ゆ」から派生した擬音語で、「クヨクヨ」があります。 動詞にすると、「くよくよする」。これは、やめられる行為です。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー **「悔しいけれど悔いはない」 勝負に負けた、悔しい(※ 自然発生感情)。ちくしょう。 でも、オレはやるだけやった(did my best) あのとき、ああすれば良かったとか、そういう「悔い」はない。 つまり、 「勝負に負けたという結果は悔しい。 (負けたくなかった。勝ちたかった) でも過程(process)に悔いはない。 did my best」 ***「悔いはあるけど悔しくはない」 「あのとき、ああすれば良かったという悔いがある。 そして勝負にも負けた(※) でもいま、別に気分は悪くない(悔しくない)」 この人、やる気あるんでしょうか? ※ この場合、「勝負には負けた」と考えるのが、文脈上、自然だと思います。
2018年9月26日
まだあなたの答えが見つかりませんか?
質問を書き留めて、ネイティブスピーカーに手伝ってもらいましょう!