辻邦生ですね。日本語の教育によく使われている様ですね。私は読んだことがないので、同名の書籍をnet(アマゾン、国立国会図書館)で探しましたが、発見できませんでした。
これだけだと、主語が誰だかわからないのです。つまり、「勘違いしていた」のは誰なのか、この文章だけではわかりません。そして「乗れる」は許可(乗る権利)なのか能力(操縦、船酔いなど)の問題なのかという事もはっきりしませんので答えではなく選択肢を示しますw。
1.主語が著者でなく「全員」かそのうちの一人なら、著者はただ語っているだけでなにも「思っていない」
”全員が(乗れると)勘違いしていた。”
”かれは(かれも含め全員が乗れると)勘違いしていた。”
2.著者=この文の主語なら、著者は最初「全員が船に乗れる」と思っていた。
”私は(全員が乗れると)勘違いしていた。”
”私は(自分も含め全員が乗れると)勘違いしていた。”
また、「乗れる」が中国語の“会,能”だとすると:
3.主語になるべき人が「勘違いしていた」、著者はただ語っているだけでなにも「思っていない」。
”かれは(あの人たち全員が乗る能力が有ると)勘違いしていた。”
”かれは(かれはもちろん、全員が乗る能力が有ると)勘違いしていた。”
4.著者が主語だが外から見ている。著者は最初"全員が船に乗れる”と思っていた。
”私は(あの人たち全員が乗る能力が有ると)勘違いしていた。”
大体こんな感じ、、、結局、前後の文章を読めばどれが正解か判るはずです。って無責任ですみませんw
「だから」は 因为A所以〜B = AだからB
「船会社」ならば当然……