Are your students Japanese? And do you have to explain them the way of making English poem in Japanese language? Then, if I were you, I'll start my class like this;
今日は、みなさんといっしょに、英語で詩を作ってみたいと思います。詩を書くのには、日本語でも英語でも、テクニックが必要です。その中でもいちばん大切なテクニックのひとつを、今日はみなさんに覚えてほしいと思います。the figure of speech、日本語で言うと、比喩(ひゆ)ということです。
たとえばみなさんは、「今日は春みたいに暖かい」とか「あの人は鬼のようだ」とかいう風に、「なになにみたいだ」「なになにのようだ」という言葉を、いつも使っていると思います。そんな風に、モノや人のことを他のモノに「たとえる」ことを、比喩と言います。「国語」で習ったことがあるかもしれませんが、この比喩には、日本語でも英語でも、ふたつの種類があります。
ひとつは、いま言ったみたいに、「なになにみたいだ」「なになにのようだ」という言葉を使った比喩です。英語ではここで like とか as とかいった言葉を使います。こうした比喩を英語では simile、日本語では直喩(ちょくゆ)と言います。
それに対して、そうした言葉を使わずに、「あの人は鬼だ」とか「足利は日本のニューヨークだ」とかいう風に、ストレートな表現のしかたをする場合があります。こうした比喩を英語では metaphor、日本語では隠喩(いんゆ)と言います。
you are like my sunshine =あなたは私の太陽みたいです=simile.
you are my sunshine =あなたは私の太陽です=metaphor.
フランスのLautréamontという詩人は、"(you are)beautiful as the chance meeting on a dissecting-table of a sewing-machine and an umbrella!" という詩を書きました。「手術台の上でのミシンとコウモリ傘との偶然の出会いのように、あなたは美しい」という意味です。それがどんな美しさなのか、正直に言って私には全然わかりません。でも、simileを使えば、そんな風に誰も想像したことがないようなことまで、私たちは言葉を使って言いあらわすことができるのです。simileは、さまざまな状況で使えますし、言葉に豊かさや、より深い意味をもたらします。
それではみなさん、simile を使って、何かひとつ英語の文章を、書いてみてください。