今日は中国の大人気バライティー番組「奇葩说」を紹介したいです。「奇葩 qí pā」という言葉、聞いたことはありますか。「奇」とは、奇妙な意味で、「葩」とは、花です。元々の意味は珍しくてきれいな花ですが、転じて優れた人やものを指します。それに、今は常識外れ、変わり者で見る時に、「奇葩」と呼べます。もちろん、こういう場合ではほとんどネガティブの意味です。だから、「奇葩说」は、「不思議ちゃんのトークショー」という意味合いで、いろいろな個性的な選手たちが集まる弁論番組です。2014年から始まった番組ですが、今のところ、第七シーズンは週に2回放送しされています。弁論番組と言いますけど、それほど正式的な弁論ではないです。まあ、参加者はみんな「奇葩」ですからね。参加者の中で芸能人から大学の教授まで様々がいます。もちろん、専門弁者も参加しています。中国全土からオーディションを勝ち抜いた精鋭たちの弁論バトルですから、番組で1対1で1つの議題について賛成と反対を述べていって、観客が勝ち負けを決めるというものです。表面的にはとても娯楽的ででたらめな番組に見えるかもしれませんが、実は特別な魅力があって、深いテーマも沢山あります。選手たちの意見を交互に言い合う場面でも、時々男女のバトルや喧嘩を見ているけど、実際に論理が通っているながら反射的にユーモアも混ぜているうまい論説です。番組の中で出た議題も身近な社会現象狙ったから、非常に高い社会的な価値があります。例えば、今日見たのは「母がアイドルを夢中になって、熱狂的に応援している時に、彼女を止めるべきですか」。他には、「離婚を決意した夫婦は、子供の大学入試が終わるまで婚姻を続けなければならないのですか」、「第二の子を産みたい前に、まず長男・長女の同意を求めるべきですか」、いろいろあります。それに、現実には存在しない想像を膨らませる議題も沢山あって、とても考えさせられます。例えば、「奇葩星」というところである美術館が火事になって、名画と猫が一匹しか救えない場合は、どちらを救うのですか。もう一つは、「奇葩星」で、お父さんは週に12時間以下子供と一緒に過ごしたら、お父さんの称号を取り消される新しい政策があります。あなたはこの政策を支持しますか?
中国各地、若者からおばさんまで様々な人が参加している番組ですから、色々な中国人の話をきけるうちにリスニングを鍛えるにはかなりいいなぁと思っています。それに、(私も知らなかった)新しい表現や方言などもよく聞けます。この番組はYOUTUBEでもいろいろ見えるですけど、公式プラトフォームは「爱奇艺」というサイトです。「爱奇艺」というアプリ をダウンロードすると、無料で見れます。「爱奇艺国際版」もあると聞きましたが、そちらで様々な言語の字幕を付けるそうです。話すスピードはかなり速くで、難しい言葉も沢山ありますけど、自分の中国語へ自信を持っている方はぜひ挑戦してみてください!