Shigeruが言っている通り、どちらも敬語の一つです。
まず「おかけになります」ですが、これは尊敬語の一つです。
「尊敬語」は相手がする行為を高くして、相手への尊敬を表します。
形は 「お + ます形 + になります」という形です。
例えば 休みます→お休みになります 急ぎます→お急ぎになります
注意しなければならない点は、
①「ます」の前の音が一音の動詞には使えない
例:きます、います、みます・・・
②Ⅲグループ動詞(~します)には使えない
例:します、勉強します、コピーします・・・
次に「おる」は謙譲語の一つです。
「謙譲語」は自分がする行為を低くして、相手への尊敬を表します。
「おります」は「います」の謙譲語です。
ですから、「使われておりません」は「使われていません」という意味です。
例をいくつかあげましょう。
そのような話は聞いておりません。(≒聞いていません)
毎日一生懸命勉強しております。(≒勉強しています)