タ形とテイル形の違いに関する質問
私が日本語を勉強している本に、名詞修飾節に使われる際にはタ形とテイル形の動詞は意味が同じですが文末に来ると意味が違う、という文が書いてあります。(日本語文法ハンドブック・初級・186ページ)
下記の例文が挙げられています。
腐ったお菓子を食べてお腹を壊した。 = 腐っているお菓子を食べてお腹を壊した。
お菓子が腐った。 ≠ お菓子が腐っている。
変化を表す動詞なのでタ形かテイル形かに関わらず、下記の図のような「変化による状態が発話時まで継続する」という意味を表すのではないでしょうか。
○○○○○○
――――△―――|―――> 時間
発話時・
基準時
△:変化点 ○:状態の継続