私と日本語
世界中で色々な言語が使われている。英語や、中国語、日本語などがある。それぞれの言語にそれぞれの魅力があり、私はその中の一番綺麗な言語に出会った。それは日本語だった。
私は日本語ともう何年も付き合っている。最初は単にアニメが好きで、そのアニメで使われている言葉を学びたいという気持だけだった。それから日本語を勉強し始め、最初の二年間は楽しかった。時がたつにつれて、だんだん日本語関係の仕事に就きたくいと思うようになった。そして、ついに日本語通訳という仕事を思いついた。高校の先生によれば高級通訳の給料は普通のサラリーマンより何倍も多いという。その点に惹かれて、私は通訳になりたいと思った。だから私は一大決心をして、以前にも増して日本語の勉強に頑張った。が、日本語はどんどん難しくなり、やる気もだんだん冷めていった。そこで私は勉強をいったんやめて、深く考えてみた。
先月、昔見たアニメをふと思い出した。「ハウルの動く城」だった。「うわぁ、すごい、なんてすごい城だ、この城に入りたい。」と思ったのは中学二年の時だった。二回目を見たあとは、やはりそのお城が気に入って、それが欲しいと思った。そして、私はここで考えてみた。なぜ、お城が好きなのかと。考えた結果、守りたいという気持と守ってほしいという気持ちがあることに気が付いた。私はむしろ何かに守られたいから、お城が欲しくなったのだ。そして私は気づいた。つまり今、日本語を勉強し続けているのは、ただ高収入がほしいからというより、将来の安定した生活がほしいからなのだ。
しかし、夢がどんなに大きくても、現実はそのままでは何も変わらないと思う。だが、現実は努力で変えられるのだ。安定した生活には良い仕事が必要であり、良い仕事には高い能力が必要だ。こうして現在の状況と繋がった。今は能力を鍛える段階で、全ては最終目標のためだ。つまり、今は勤勉に勉強するしかないのだ。
目標を見直し、深く考えた結果、私はもう一度やる気と自信を取り戻し、再出発することができた。
※「~たく思う」はやや古い言い方なので、「~たいと思う」に変えました。「就きたくなった」でもいいです。
※「そそられて」は詩的表現なので一般的な「惹<ひ>かれて」に変えました。「魅力を感じて」でもいいです。
※「アウルの動く城」と思っている人もいるようですが、正しくは「ハウルの動く城」です。
※「お城」は女性が使う言い方なので「お」を取りました。
※「高収入がほしい」「安定した生活がほしい」「通訳になりたい」などは美しい夢とは言えないので、「夢がどんなに美しくても」を「夢がどんなに大きくても」に変えました。