男性の場合、
公的な場面では「私」を使います。
私的な会話では「僕」「俺(おれ)」などを使います。
女性の場合、
公的な場面でも私的な会話でも「私」を使います。
たとえば、会社に就職するため、面接を受けるときは、男性も、女性も「私」と言います。
会社の会議で意見を言うときも、「私」と言います。
スピーチコンテストで自分の意見を発表する場合、男性も女性も「私」と言いますが、高校生くらいまでの男の子なら、「僕」と言うこともできます。やや子どもっぽい印象を与えますが、自分の私的な正直な言葉で語っている印象を与えることもできます。
友達や家族との私的な会話では、男性の場合、「僕」と「俺」のどちらを使うかという問題もあります。
「僕」のほうが「俺」より、丁寧で優しい印象を与えます。
たとえば、自分の奥さんの親と話す場合、「私」では丁寧すぎて心の距離が遠い感じがしますので、「僕」と言うとよいかもしれません。
「俺」では、目上の人に対して失礼になる場合があるので、自分の親には「俺」と言っても大丈夫ですが、奥さんの親には言わないほうがよいと思います。
男の子は、小さい頃は「僕」と言いますが、次第に、学校で男の友達と遊ぶようになると「俺」という言葉も使うようになります。
「俺」というほうが、男性的で強そうに聞こえますし、「僕」よりも、心を開いていて親しい感じを与えるからです。
男性からのコメントやアドバイスももらえるといいですね!