#15 『~してください”ね”』はちょっと失礼?
#15 『~してください”ね”』はちょっと失礼?
06:11
7 december 2022
Omschrijving
はい、こんにちは洋平先生です。えー、今日は文の終わりにつける”ね” のお話をしたいと思います。 ちょっとこれは私の考え、私の意見も入っています。おそらく正しいと思うんですが、私の意見です。 時々生徒からこんなメールが来ます 「明日、ちょっとレッスンの時間変えてくださいね」 生徒は”ね”をつけて、やさしく言おうとしているんだと思うんですよ。でも、ちょっと私はいつもびっくりするんですね。 ”ね” は、3種類か4種類ぐらいあるんですね。 ① ”ね” の1つ目の意味ですけども、自分の気持ちですね。emotionや、感想(かんそう)を相手に伝える時に使います。例えば、 ・「いい景色ですね」 ・「ここ汚いですね」 ② はい、で2つ目は”確認(かくにん)”ですね。えー、 ・「明日一緒に来るんですね」 ・「これ食べたいんですね」 ”誰” ”どこ” ”どうやって” というような疑問詞(ぎもんし)、interrogative phraseを使わない疑問文 ですね。question sentenceの時に”ね を使います。 ③ もう1つを紹介(しょうかい)すると、これは1つ目と似ているんですけど、自分の考えを言うとき、 ・「それはあまり良くないですね」 ・「私はちょっとちがうと思うんですね」 はい、この”ね” なんですけど、も、えー、”ね” だけではなくて、”よ” とか、”な”ですよね、をつけるとやさしくなると習ったと思うんですね。 えー、まあ、そうですね、この”ね” をつけると、うん、やさしくなります。特に3つめの自分の考え、特に相手に強い考えをいう時、やさしくなります。 けども、何かお願いする時、 『なになにしてください”ね”。』 これも確かに優しくなるんですけど、ちょっとこれ、私の意見も入っていますが、確認(かくにん)の意味になると思おうんですね、『~~してくださいね』。え、ですから。初めて何かをたのむ時、その人に何か初めて言う時 に”ね” をつけるとんちょっとあまりやさしくならないんですね。うん、例えば ・『すみません、消しゴム貸してくださいね』 というと、えー言われた方は、 えー、ちょっとあまりいい気持ちにならないんですね。で、例えば、誰かが来ます。あなたは車に乗っていますよ。誰かが来ますよ。その人がこう言います。 「すみません、2時までに車を移動(いどう)してくださいね」 そう言われると、私は「え、 そんなこと聞いていませんけど」と言ってしまうんですね。 うん、確認の”ね” なんですね、やっぱりこれは”ね” がない方がいいと思います。 A:「すみません、2時までに車を移動してください」 B:「あ、はい、2時に何かあるんですか」 というような会話があーできます。で、えー、”ね”をつける場合は、例えば A:「昨日もお伝えしましたが、2時までに移動してくださいね」 B:「はい、わかりました」 これだと自然ですね。うん。で、えー、他にもですね、例えば「~~してくださいね」でも、例えばあなたの家にお客さんが来ました。そのお客さんに、 A:「今日は家でのんびりしてくださいね」 B:「あ、ありがとうございます」 これはやさしいんですね、うん、何か頼(たの)んでいるわけじゃないんで、やさしいです。 あと、例えば恋人とデートしました。で、デートが終わりました。彼女が僕にいます。 ・「帰ったらメールしてね」 はい、えー、これもオッケー(やさしい)なんですね、これはあの、恋人はいつもバイバイ、お別れしたらメールをします。うん、これはもう男の人も分かってます。女の人も分かってますから、やさしいんですね。 どうでしょうわかちょっとわかりましたか? はい、うん、ちょっとみなさんもその辺(へん)を気を付けていただけたら、うれしいです。はい、じゃあ、今日も聞いてくれてありがとうございます。じゃあ、日本語の勉強がんばって!バイバイ👋
Podcast Kanaal
洋平先生 N3~N2クラスの生徒へ (^^♪
Auteur