上手な文章を書くためには、文末を、「です、ます、ました、でした」とするか、
「だ、である、であった、あるいは動詞の原型」など、に統一をして書くということが、日本語の決まりです。
たとえば、行きます。行きました。と、行く、行った、などにあたります。
それらが混じると、良い文章ではありません。(特に意図がなければ統一します。)
通常は、「です、ます」が丁寧です。お手紙などは、「です、ます」を使うのがよいでしょう。
しかし、論文、などを描く場合は、「だ、である、動詞の原型」が
よいでしょう。なお、「だ、である」文章はやや言い方がきつく感じられたり、
断定的な言い方になりやすいため、通常は文末を
「であるようだ」「のように思われる」「とされている」など和らげる(柔らかくする)ことがあります。
なお、話し言葉が混じる場合は、色々な文章が混じります。例えば、
なみちゃんと、さわちゃんが話をしています。
「お前なんて嫌いだ」
そういわれてなみちゃんは困りました。
等では、会話と、そのほかの文の文末はそろいません。
です、ます、あるいは、だ、だった、などを一つの文章でそろえると、
自然ですし、また、文章自体も、とてもきれいに響きます。