日本語における可能表現についての研究の第一章
1.日本語の可能表現
1.1可能表現の定義
可能表現ということは、人間そのほかの有情物が、ある動作、作用や状態を実行することが可能・不可能であることはあったことを表す表現形式である。
1.2可能表現の意義
日本語における可能表現といえば、でば、可能表現の意義はいったい何だか?ここでは、簡単に述べせていただく。可能表現の意義はすくなくとも三つ種類がある。第一、主体はある動作の能力をもっている。例文:田中さんは百メートルを十二秒で走れる。第二、動作の対象を主体にして、対象が動作を受ける可能性を表している。例文:この木の実は食べられます。第三、主体がツールです。対象がツールを使う可能性を表している。例文:このボールペンはもう書けませんので、ほかのを使ってください。
1.3可能表現の本質
まず、可能表現が成立した必要条件として、必ず動作主体の意図がある。あれはやることを実現するための意図だ。
第二、可能表現は条件の限制に伴う可能性がある。あれは動作主体が意図したことは実現するかどうかの決定性の条件だ。ということは、動作と事情が現実になれるかなれないかの原因だ。
最後、動作主体が意図した状態の変化である。動作主体、動作対象あるいは第三者は発生して、動作の実現で変化をもたらしている。あれは動作が実現するために必ず動作の結果がある。
1.4可能表現の変化
かつては可能動詞を使わないで、動詞の可能を表すには助動詞「~る/らる」を用いていた。今は「読む」のような五段活用動詞の可能を表すには、もっぱら可能動詞を使って「読める」とするが、鎌倉時代には「読まるる(読まれる)」の形のみが認められていたのである。可能動詞の発生は室町時代までさかのぼるが、多く用いられるようになったのは近代に至ってからである。
そうして可能動詞の使用が一般に広まるにつれて、逆に旧来の可能表現「~れる」が耳慣れないという理由だけで疑問視されるような風潮も現われてくる。例えば「~方へは行かれません」という道路標識を見て「間違いではないか?」と行政に問い合わせることなどがある。しかし「行かれる」など一部の「動詞+れる」については、これを可能の意味で使うことはしばしば行われている。
現代日本語において、「子どもができる」、「相談ができる」などの本来の意を使れば、「子どもが生まれた」、「討論が成功した」の意思を表す。「できる」は可能動詞
「~れる・られる」の代替品として生まれた。「できる」はよく文献に現れていた。文化文政期前後、そして、明治10年から急速に広くなる。以降、「漢語+できる」は「漢語動詞+助詞+できる」になって、「漢語+できる」になった。
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