辛いことにもいいことがある

高校の時、日本へ留学するのが夢でした。日本の高校に勉強したくてしたくてたまらなかったのに、両親から見るとそれは時間の無駄でした。「大学生になったら、日本へ留学する機会いくらでもあるだろう」といわれて、仕方なくその夢をあきらめてしまった・・・はずなのに、高校を卒業してからも、無理だって痛いほどわかってたのに、何年間も心の底からはその夢を抱いて見ていました。そして大学受験に落ちて浪人をしたとき、「勉強に集中しなさい」と両親に言われながら、無理やりに日本語学校までやめさせられました。わがままにしか聞こえないだろうけど、夢も趣味も反対されて、その上同時に親友がみんな外国に出て、浪人をした2年間僕は本当に辛い思いをしました。自分を守るためにだろうけど、日本も日本語のことも完全に忘れようとしました。アジアの歴史にも興味が広がって、少しは日本のことを嫌いになったかもしれませんないでした。そんな高校・浪人時代の出来事は自分の中に深い傷を残しました。

大学を卒業した後、日本の大学へ留学したいと思って、奨学金に応募してしまいました。4月頃、僕の日本に対しての興味はほぼ０だったのに、この6ヶ月、昔大好きだったアニメやマンガ、ドラマ、JPOPなどなど、8年後になってからだけまた興味を少し取り戻すことができました。（高校時代ほどにはかなわないですけどね。）正直言って、最初その奨学金に応募したとき、僕のゆいいつたったの目標は17年前そふじいちゃんのいとこさんとの再会の約束を果たすためだったけど、気づかないうちに目標が次々と出てきて、気がついたらもう本当に留学したくなっていきました。しかし、昨日奨学金の面接があって、その結果は失敗でした。もうそんなことになるだろうと思って、前もってにカラオケを予約していました。ヒトカラするつもりだったけど、結局友達二人も誘って行きました。「つまづくのにもう慣れた」、って自分はいつもいうけれど、今回は違うような気がします。期待していてがっかりするのは当然の
ことだけど、期待しすぎないように気をつけたのに、それでもフラストレーションがたまります。

(いいことに:どういう事が言いたかったのですか)、新しい就職先を探す決心をしました。今の会社はいやなのに、奨学金のこともあってもう少し我慢しようと思ってたけど、どうせ来年はもうどこにも行かないから、これ以上後回しにしてもただ不幸がふくらんでいくでしょう。これから何をしたいか冷静に考えて、また面白い夢を見つけたらいいと思います。奨学金の話のきっかけで、2ヶ月前から週に1回日本語の授業を取るようにしているけど、主に会話練習だから、作文も少し練習してみたいと思います。本棚に何年間も置きっぱなしのテキストから埃を出して、独学で勉強しようと思ってるけど・・・。いやあ、ちょっと早足すぎるかな？笑　焦っているという事ですか?