訂正Correction 長音は発音しますか→長音で発音しますか、同じなのです→同じです、これが知っています→このことを／は知っています、聞くとき→聞いたとき、聞けました→聞こえました 回答Answer はい、人によって違います。 本来の発音は「とけい［tokei］」です。［ei］は江戸時代（今の東京が首都）に「e：」と発音する人が多くなりました。理由は日本語では母音の連続を嫌うためです。「おとうさん」「とうきょう」も現代の実際の発音は「おとおさん［oto：sa ɴ］」「とおきょお［to：kyo：］」です。 『NHK日本語発音アクセント辞典』（1998年）には「日常生活で、エイ［ei］が優勢な地方は、九州をはじめ四国・紀伊半島などの南部や伊豆利島や八丈島三根などである。しかし、今日では、これらの地方でも、しだいにエイ［ei］は退化してエー［e：］に変わりつつある。」と書いてあります。私と妻は九州に住んでいますが、「警察」を私は「ケーサツ」と言い、妻は「ケイサツ」と言います。なお携帯電話<けいたいでんわ>は「ケータイ」と書かれることが多いです。 なお外来語の［ei］は長音エー［e：］で発音するのが一般的です。たとえばcake［keik］はケーキ［ke：ki］と発音し、ケーキと書きます。ただ近年入って来た（作られた）ものは次のように［ei］で発音されることも多いです。 エンターテイ（ン）メント<entertainment>、ケイ・ポップ< K-POP> ※下記の記事が参考になります。 https://www.nhk.or.jp/bunken/summary/kotoba/yougo/pdf/093.pdf