今日は中国の旧暦七月七日で、欧米のクリスマスのように、昔から中国の恋人たちにとって重要な日である。昔から中国では、この日は「乞巧節」と呼ばれている。伝説によると、昔々、あるところに「牛郎」という貧乏な孤児がいた。なぜ牛郎と呼ばれていたかというと、彼には一匹の牛しかいなかったからだ。生活は苦しいのに、楽しい毎日を送った。何年間かして、牛郎はだんだん立派な男になってきた。同時に、「織女」という神様の七番目の娘は、天国の生活が退屈でしかたないので空から浮世に落ち、牛郎が住んでいるところの近くにある池で水浴びした。不思議な縁で結ばれた二人は夫婦になって幸せな日々を送った。やがて二人の息子と娘が生まれた。神様はこのことを聞くと、怒って織女に連れて天国に戻った。牛郎はまた織女と暮らせるように、牛の助けのもとに天国に行った。牛郎の行為は神様を深く感動させたので、この二人は毎年の七月七日夜に空で会うことを許された。なんとロマンチックな話だろうか。中国古代の女子はこの日に好きな男性に愛を告白した。厳しい倫理観がある古代にこんな行為が許されるのは不思議だろうか。現代人からすると、これは女性に自分の幸福を追求する機会を与えていると考えられる。進歩である。どんな時代でも、幸福を追求するという人の気持ちは変わらないと思います。
はじめまして。
日本では、「牛郎」よりも「牽牛(けんぎゅう)」ということが多いです。
中国のある地方では、裁縫がうまくなるように女性がお祈りすることもあるようですね。