For intermediate level learners of Japanese
「むしろ」について勉強しましょう!
簡単(かんたん)にいうと、「むしろ」は「それより」なんですが、簡単すぎてよく分かりませんね。
このレッスンでは「むしろ」を使って、
みんなとちょっとちがう自分の意見(いけん)を言ってみますよ^^
【むしろ】〈副詞(ふくし)〉
意味:それより
こんな風に使います・・・
比較(ひかく)の文、比(くら)べて何かを選ぶときや、あれよりこれがいいと言いたいときに使われる。
例「休みの日は遊びに行くより、むしろ、家で寝ていたい」(意味:それより、家で寝ていたい)
A。むしろ、B。
(冷静(れいせい)に考えた理由がある⇒理由を聞かれたら、答えることができる。)
A=一般的な意見。当然の意見。普通の意見。みんなの意見。話し相手が言った意見。
B=自分の意見(Aの反対(はんたい)意見、Aと全然違う意見)
今日は・・・
2 会話の中の「むしろ」・練習・おともだちのことば「~くらいなら、」[7:49]
★会話の中の「よけい」★
①「今更(いまさら)焦(あせ)って勉強するより、むしろ何もしないほうが落ち着いていられる気がして」
②「それなら、むしろ外に食べに行かない?」
★練習★「それなら、むしろ」を使って言ってみましょう。
A:〈Aさんの言うこと・Aさんの提案(ていあん)〉
B:それなら(【Aさんの言うこと・Aさんの提案】)、むしろ、〈自分の考(かんが)え・意見(いけん)〉⇒Bさんにとって、もっと良いこと
①〈道)で〉
A:もう間に合わないから、タクシーで行こうか。
B:【タクシーで行くより】、ちょっと走って電車に乗ったほうが早く着かない?
②〈レストランで〉
A:このカレーライスとスープとサラダのセットにしようかな。ぼく、スープは飲まないからあげるね。
B:え~、わたしもスープいらないし…。【セットを選(えら)ぶより】、カレーを単品(たんぴん)で頼(たの)んだほうが良(よ)くない?
★お友だちのことば「~くらいなら、」「~くらいだったら、」★
Aくらいなら、むしろB
ホリタ:今更(いまさら)焦(あせ)って勉強するより、 むしろ何もしないほうが 落ち着いていられる気がして。
⇒今更(いまさら)焦(あせ)って勉強するくらいなら、むしろ何もしないほうが マシ。
・「AもBも良いことじゃないけど…」というニュアンスが「より、むしろ」より、もっと強く感じる。
・Aは絶対(ぜったい)に嫌(いや)だという気持ちも伝わる。
1)試験に落ちるくらいなら、むしろ受けないほうがマシです。
2)新しくてきれいな家に住んで、通勤(つうきん)に1時間もかかるくらいなら、むしろ古くて汚いこの家に住んでいるほうがマシ。
<説明&ことば>
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第29課 むしろ
1[6:46] 「大事な予定がある日の前の日」〈会話〉
2[7:49] 会話の中の「むしろ」・練習・おともだちのことば「~くらいなら、」
🎙声:音読さん、吉田(よしだ、Japanese teacher)、ホリタさん
📖scenario:吉田(よしだ、Japanese teacher)
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