風祭警部
あなたは「謎解きはディナーのあとで」という日本ドラマを知っているだろうか。主役は刑事として働く宝生グループの財閥令嬢・宝生麗子と、抜群の推理力を持つ毒舌執事・影山。そしてもう一人は風祭警部だ。彼は麗子の上司で、いつも殺人事件の調査中で活躍しているのが、駄目な人間だと思われる。(意味がわかりません。)でも、影山が様々な事件を解決したのは、風祭警部のおかげだと言ってもいい。
今度「風祭警部の事件簿」では主役が風祭警部になった。彼は美人の郷と呼ばれる国立市の竜宮温泉へ行き、殺人事件に遭った。まず女将が自分の部屋で殺された。凶器はその辺で発見された花瓶だった。指紋が検出されたが、犯人を識別することはできなかった。次に連続殺人事件が起こった。光川(風祭のメイド)は自分の調査と風祭の想像によって、影山が来ないうちにこの不思議な事件を立派に解決した。
「相変わらず鈍感だね、宝生君。」よくそう言う風祭警部は何か大切な心当たりがあったとしても、やはり一人で事件を解決することができない。が、彼は決して馬鹿ではない。僕は風祭の紳士的な行動につき、彼のことを見直した。あの日、風祭は30年前の約束を守るために美人の誘いを断って、自分を長年育ててきたメイドに愛を込めた深紅のバラを贈った。その時僕は感動し、風祭は馬鹿じゃないと思った。
・・・・・・・・・・・・
You have done a great job.