「~ほど・・・」
「・・・」の程度がどのくらいかということを説明するために「~ほど」を使います。この例文なら、「たくさん」がどのくらいたくさんなのか、例えば「外国に売ることができるほどたくさん」なのか、「カバンいっぱいに詰められるほどたくさん」なのか、「世界中の女性に真珠のネックレスを一つずつプレゼントできるほどたくさん」なのか、ということを説明しています。
この使い方をするとき、「~」には、よく「verbたい」「verbできる/できない」「イadj」などの言葉が入ります。「とても・・・なので、~ほどだ。」と言い換えることができます。
「~くらい」もほとんど同じ使い方ができますが、大げさに言うときは「~ほど」をよく使います。
e.g)
真珠は売るほどたくさんある。(真珠はたくさんあるので、売れるほどだ。)
電車のなかは、寒いほどクーラーが効いていた。(クーラーがとてもよく効いていたので寒いほどだった。)
ペットの犬がいなくなったとき、死ぬほど悲しかった。(とても悲しかったので、死ぬほどだった。)
もう一歩も歩けないほど疲れている。(とても疲れているので、もう一歩も歩けない。)
「ほど」にはいろいろな使い方があって、「~ほど・・・ない (e.g .昨日ほど寒くない)」「(~すれば)~ほど・・・(e.g. 寒ければ寒いほど、キャベツは甘くなる)」などは少し違う意味になるので、気をつけてください。