まず「標準語」という表現は使われていますが、日本語についての「共通語」という名詞は存在しません。 標準語は全国共通に通用するというような使い方になります。 東京を中心とする地域で使われていてテレビ放送などで聞くことができる喋り方が標準語とされています。 標準語ではありませんが大阪方言・九州方言なども全国共通で理解されると思われます。 アクセントや語彙が地域によって違うのはどの言語でも同じでしょうが、インドネシアほどの地域差は日本にはありません。 現代日本では日本人同士が聞き取れないような方言アクセントは消え去ってしまいました。 50年前だと日本人同士でも聞き取れない方言アクセントが使われていました。 方言アクセントも標準語のアクセントに近づいてきて地域差が小さくなっています。 外国人が日本語を学習するに際し方言アクセントについて心配する必要はありません。教材のアクセントでどの階層の日本人とも意志の疎通ができるようになります。