私は日本人ですが、V(ます)っぽい という言い方は聞いたことがありません。動詞に ぽい がつくことはありますが、その場合は「ようだ」の意味になり、また「ます」がつくことはありえません。
ex.あの人は行かないっぽい
=He doesn't seem to go.
…行かないっぽいです とは言えるが、行きませんっぽい とは言えない。
ex.あの人は忘れたっぽい
=He seems to have forgotten.
…忘れたっぽいですとは言えるが、忘れましたっぽいとは言えない。
(Vすることが多い)の意味に近い言葉としては、「忘れっぽい」という言い方があります。
ex.あの人は忘れっぽい
=He is forgetful./He is apt to forget.
…ただしこの「忘れ」は、動詞ではなく「忘れること」という名詞として解釈すべきだと思います。
他に(〜が多い)という言い方で思いつくのは、「水っぽい(washy)」「しめっぽい(moist)」という言葉です。「水っぽい」は食べ物の味付けが薄い(水の量が多い)時に使います。(これに対して「油の量が多い」時には、油っぽい ではなく 油っこい と言います)。「しめっぽい」は、洗濯物が乾いておらず、水分を含んでいる時に使う言葉です。
その他の用法は、ほとんどが(〜のようだ)という意味です。ただし、〜には名詞でない言葉が入ることもあります。
子どもっぽい=childish
男っぼい=mannish
黒っぽい=blackish/dark
荒っぽい=rough
無理っぼい=probably impossible
ウソっぽい=sounds like untrue
いがらっぽい=(My) throat feels dry and raw and scratchy.
熱(ねつ)っぽい=feel feverish
カゼっぽい=(I) seem to have a little bit of a cold.
…これらは N+ぽい の形ですが、これだけで1つのsentenceになります。