Michael
「措くあたわざる」という言葉 おくあたわざるというのは「絶えず」という意味を現すと解ってきましたが、「措く」と「あたわざる」の語源は何でしょうか。 また、勿論、「措く」の意味分かりますけれど、何故それが「あたわざる」と一緒になっているか全然分かりません。因みに、「おくあたわざる」の意味合いは「絶えず」と些細で異なるなら、教えていただきたいと思います。 宜しくお願いいたします。
Dec 18, 2009 6:33 PM
Answers · 2
「措く能わざる」は動詞「措く」+「能う(あたう)」+否定「ず」です。 意味はnoriさんの書かれている通りですで、 この場合は 「措く」=何かから心を隔てる→やめる、しないでいる ですね。 「能う」は「できる」という意味で、古い言葉では「能ふ」とも書きます。「~することができる」と言いたいときは、その動詞の辞書形+「こと」に続けますが、「こと」は省略される時が多いです。 (例) 食べることができる-食べる(こと)能う 措くことができる-措く(こと)能う 否定「ず」は、古い言葉で「行かない」「食べない」などの「ない」と同じ意味です。名詞の前につくとき「ざる」に変化します。 (例)行かない人-行かざる人    食べないこと-食べざること  まとめ 「措くあたわざる」=やめる/しないでいることができない
December 19, 2009
措く能わざる(おくあたわざる)ですよ。書面語でよく使いますね。 措くの意味は難しいです。日本人でも時々間違えています。 措く ①置く ②心を隔てる、警戒する、 能わざる ①できない ・「措く能わざる」本=本を①置く(読むのを止める)ことができないくらい面白い ・「尊敬/信頼措く能わざる」=尊敬/信頼から心を隔てることはできない=尊敬、信頼せずにはいられない 心理面で措く能わざるを使うときは二重否定になる、 それ以外は読書の面だけ違うように読む(これ以外の用法はほとんど見ない) って感じです。
December 19, 2009
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